新刊 „Japanisch kochen in Deutschland für Vegetarier”

こんにちは。まほろば社です。
私たちが拠点を置くドイツも、すっかり夏めいてきました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

さて、ここしばらく水面下でコツコツと本づくりに取り組んできましたが、久しぶりに新刊をお届けできることになりました!

„Japanisch kochen in Deutschland für Vegetarier”

本日7/15(月)、ベジタリアン向けレシピ本 „Japanisch kochen in Deutschland für Vegetarier” が発売となります!

まほろば社ロングセラーのレシピ本・ „Japanisch kochen in Deutschland” を、ベジタリアン向けに大幅に編成し直した一冊です。

前書 „Japanisch kochen in Deutschland“ を刊行した際、読者の皆様から

「ベジタリアン、もしくはヴィーガン版はありますか?」

「全レシピのうち、ベジタリアンレシピはいくつ?」

などのご質問をよくいただきました。

今回のベジタリアン版は、そういった声にお応えするべく、前書の構成を活かしつつ半分以上のレシピをベジタリアン向けに一新。

特に主菜レシピは全て新規メニューとなっており、天ぷら・ちらしずしといった伝統的な和食から、和風カレー・味噌ラーメン・豆腐の「鶏唐揚げ風」など、現代の人気メニューまでカバーしています。

©Hiroshi Toyoda 2024
©Hiroshi Toyoda 2024

前書でご好評いただいた、ドイツ食材で工夫して作る「和風アイデア料理」や、和菓子のレシピも引き続き掲載&内容を新しくしてご紹介しています!

その他、味噌や納豆の作り方など踏み込んだ発酵食品のレシピや、和食に初挑戦したいという読者の方向けの「和食に関するコラム」など、読み物としても楽しいページを沢山ご用意しました。

ドイツのご家族や、お友達へのプレゼントにもぴったりの一冊となっています。

アプリコットで作る梅干し ©Hiroshi Toyoda 2024

「現地の食材を最大限活用しつつ、おいしい日本の家庭料理を作りたい」というモットーは、前書から変わらず引き継がれています。

「日本のリアルな日常料理」を再現しつつも、ドイツの食材で工夫して和食を作る楽しみを大切にし、和洋折衷の柔軟さも忘れない。

そんな、和食初心者も経験者もウェルカム!というオープンな気持ちで作った、「みんなで楽しむ和食」の本です。

ともにドイツ在住歴約10年、気軽に買えない和食を自作することに情熱を燃やしてきた白乃雪氏&豊田裕氏による、「食のDIY」の数々をお楽しみください!

本のご購入はこちらから♪→ Japanisch kochen in Deutschland für Vegetarier

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☆両著者紹介☆ 

白乃 雪(しろの ゆき)

大阪生まれ・奈良育ちの漫画家。2012年月刊アフタヌーンの新人賞「四季賞」にて選考委員特別賞を受賞。2016年~連載した料理漫画『あたりのキッチン!』(講談社)が、2023年にドラマ化。2015年からドイツに暮らし、現在バイエルンの田舎町在住。

豊田 裕 (とよだ ひろし)

大分生まれ。東京で約4年カメラマンとして働いたのち2012年にドイツ移住。フリーランスのカメラマンとなり、料理写真を専門としてドイツのミシュランレストラン・ホテル・レシピサイト・ケータリングサービスなど、食に関する企業や個人をクライアントに展開中。自炊派。

※ブログ内の写真やイラストは、著作権で保護されています。無断転載は一切禁止します。

「青い鳥」12月号に『在欧手抜き料理帖』レビュー掲載中!

ベルギー発のフリーペーパー・「青い鳥」にて、まほろば社刊『在欧手抜き料理帖』(坪井由美子 著)のレビューをご掲載いただきました!

今月号の第1特集はドイツのクリスマスマーケット。クリスマスマーケットが一番盛り上がる今の時季、「青い鳥」を片手に廻ってみるのはいかがでしょうか?
もちろん、『在欧手抜き料理帖』にもクリスマスマーケットにまつわるレシピが複数登場します♪

「青い鳥」はオンライン版もありますので、ぜひご覧ください。P18でご紹介いただいています。

☆『在欧手抜き料理帖』は、まほろば社HPはじめドイツの各店舗でも販売中です!
(本のラインナップは店舗によって異なり、売り切れの場合もございます。店頭にない場合はお店の方にお尋ねいただくか、まほろば社HPからご注文ください。)

『在欧手抜き料理帖』表紙

「まほろば雑記」へようこそ

はじめまして。
ドイツ・ミュンヘンに拠点を置く、出版社の「まほろば社」と申します。

まほろば社は、ミュンヘン在住の編集者・溝口真帆を中心に、少人数で運営する小さな出版社です。
設立の経緯などは、過去にこちらでも詳しくご紹介いただいています。よろしければご覧ください。

今まではSNSホームページを中心に発信してきましたが、このたび、ブログ「まほろば雑記」をはじめることにしました。
その名の通り、新刊情報だけでなく、本づくり裏話などのコラムや、本を取り扱ってくださっているお店の紹介など、「本にまつわるあれこれ」を幅広くお届けできればと思っています。

ドイツをはじめ国外に暮らす日本人に向けた「ドイツや欧州暮らしがさらに楽しくなる本」、またドイツ語圏・英語圏の人たちを対象にした「ドイツと日本をつなぐ本」づくりの様子を、あたたかく見守っていただけますと幸いです。

ちなみに、ブログのドイツ語名 “Eseltagebuch” は、「ろば日記」という意味。
まほろば社のロゴにもなっている「ろば」にちなんだ名前です。

よろしければ、お茶やコーヒーを片手に、ゆったりとお付き合いください。

今後ともよろしくお願いいたします。

新刊『ドイツワイン再発見』

こんにちは!まほろば社のスタッフYです。

2021年12月、まほろば社新刊『ドイツワイン再発見』(吉澤寿子・島田信吾 著、赤塚将太 監修)が発売となりました。

本著は、ドイツ暮らしをより楽しむための「ドイツをもっと。暮らしと旅の本棚シリーズ」の最新刊。
ドイツワインを多様な視点から味わうための、知識と遊びごころのつまった一冊です。

「ドイツのワインって、甘いんでしょ?」
「フランスやイタリアワインのことなら知ってるけど、そういえばドイツワインって?」
「リースリングなどの白ワインは有名だけど、赤ワインって何があるの?」
……などの疑問をお持ちの方もいるかもしれません。

実は今、「甘いドイツワイン」「ドイツ=白ワイン」のイメージはどんどん変わりつつあります。

もちろん、長期熟成にも向く甘口のリースリングはドイツワインのなかでも特筆すべき「極上の味わい」ですが、近年はミネラリティ豊かな高品質の辛口ワインが各地でどんどん誕生しているんです。
また、もともとワインの産地としては北限に位置するドイツですが、近年は温暖化の影響も相まって、生産品種なども大きく変化しつつあります。
なんといっても見逃せないのが、シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)やドルンフェルダーといった、様々な赤ワイン品種の台頭。
タンニンのやわらかいマイルドな味わいのものから、フルボディの赤まで、バラエティ豊かな赤ワインが続々登場しています。

そして、繊細な酸が特徴的なドイツワインは、実は和食にもぴったり。
本書では、ドイツで活躍する日本人料理人の皆さんが、ワインに合うお料理レシピの数々をご提供くださっています。

本書を監修するのは、ソムリエの赤塚将太氏。
ドイツのワイナリーで研鑽を重ね、ドイツでソムリエの資格を取得した赤塚氏は、「まだまだ日本にはドイツワインの魅力の半分も伝わっていない」と言います。

ドイツ各地の有名どころから小さなワイナリーまで、様々な生産者を紹介しつつ、ドイツワインの魅力をたくさん詰めこんだ本書。
和食やエスニックとのペアリングや、ワインを使ったカクテルレシピなど、新しい楽しみ方も満載です。

知れば知るほど、ユニークで奥深いドイツワインの世界。
ぜひ、そんな楽しさを本書から感じ取っていただけたら幸いです。
ひとりでも多くの方に、ドイツワインの魅力をお届けできますように!

余談ですが、スタッフYが個人的に好きなドイツワインは、モーゼルのCarl Loewenのワインです。
本書には載っていないのですが、ここでひそかにアピールしておきます…!(笑)

【『ドイツワイン再発見』ご購入者様へお知らせ】

本書内の複数ページに、印刷時のものと思われる線状の汚れが見受けられます。
返品・交換を承れないことをお詫びするとともに、弊社HPで次回のご購入にお使いいただける5%OFFのクーポンをご用意しました。

こちらのページで表示される質問にお答えいただくと、お一人様一回限りのクーポンコードが発行されます。

ご不便をおかけし、大変申し訳ございません。
よろしければ次回のお買い物にご利用くださいませ。